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前へ ポケモンリーグ、第3の間 「ゲンガー、シャドーボール!」 ドラえもんのゲンガーが眠っているナギのチルタリスに攻撃する。 眠らされた上に数度のシャドーボール、さすがにチルタリスも耐えられない。 「やはり催眠術主体、しかも素早い……」 ナギのチルタリスも素早さに自信はあったのだが、やはり催眠ゲンガーの素早さは脅威だ。 「どうだ!スネ夫から託されたゲンガーの力は!」 ドラえもんが勝利をガッツポーズでアピールする。 だが、ナギはその言葉を聞き逃さなかった。 『託された……なら、もしかしたら』 データによればスネオは状態異常主体の戦術で攻めてくるタイプ。 催眠術さえ封じれば付け焼き刃……ボロが出るはず。 「催眠戦術の対策も抜かりはないのよ……次はコレよ!」 ナギが繰り出したのは人ほどの大きさの鳥ポケモン。 「なんだ……フクロウ?」 ドラえもんの記憶にあのポケモンのデータはない。 特に注意すべきポケモンではなさそうだが、何らかのカウンター技や即死技を覚えているかもしれない。 「とりあえず催眠術だ!」 ゲンガーの目が怪しく光る。 だが、相手のポケモンは催眠術を受けても全く眠る様子がないのだ。 「ど、どうして……」 数日前…… 「ふーん、じゃあこのゲンガーってポケモン最強じゃないか」 スネ夫からその戦術を聞いたドラえもんは素直に感嘆する。 敵より速く行動し、眠らせるというシンプルだが強力な戦術。 現実のゲームでは眠りのステータス異常に制限がかけられているというが、それも無理はないだろう。 だが、スネ夫はドラえもんに釘を刺す。 「最強のポケモンなんていないさ。いいかい、今から言うパターンでは催眠戦術は使えない……」 舞台は戻る。 ドラえもんはスネ夫の忠告を思い出す。 「確かカゴの実を持たせていたり、周りが騒がしかったり……そうか、特性か!」 敵はフクロウのポケモン。 おそらく夜行性ならではの特性が備わっているのだろう。 ナギが拍手する。 「ご名答。このヨルノズクは「不眠」の特性を持っているわ……そして!」 ヨルノズクの目が怪しく輝くと、それを直視したゲンガーはうとうとと眠りについてしまった。 「催眠戦術のお返しよ」 「そ、そんな……」 素早さの高いゲンガーが眠らされるとは想定外である。 『交換するべきか、このまま耐えるべきか……』 だが、交換したとしてもまた次のポケモンが眠らされてしまうかもしれない。 「このまま、使い続けるしかないか……」 苦渋の決断をするドラえもん。 「じゃあ遠慮なくやらせてもらうわ、しねんのずつき!」 ヨルノズクが急降下し、眠っているゲンガーに一撃を加える。 「まずい、体力を半分以上持っていかれた……」 思わず呟いてしまったドラえもん。 ナギはその言葉を聞きのがさない。 「じゃあ、もう一発くらわせてトドメを刺してあげるわ!」 再び高度をとり、急降下を開始するヨルノズク。 眠っているゲンガーは避けることもできず、直撃してしまった。 『やったわ!』 しかしナギの思惑とは裏腹に、ゲンガーは僅かな体力を残して持ち堪えている。 驚いてドラえもんを見ると、その顔はしてやったりといった笑みを浮かべている。 「僕はのび太くんの後を追わなきゃならないんだ」 「そのためには卑怯な駆け引きも辞さないということ……なのね」 出木杉様から聞いた話では、彼はのび太の世話係のようなロボットらしい。 フィールドの様子を見て、ナギは自嘲気味に笑った。 「呆れた忠誠心だけど、それが通じたという事かしら」 ナギのその言葉を聞きながら、ドラえもんのゲンガーはゆっくりとその瞳を開いた。 『やっと起きた……だが、やはりこちらが不利だ』 図鑑でヨルノズクをチェックすると、飛行・ノーマルタイプだった。 つまり、ゲンガー唯一の攻撃技であるシャドーボールが効かない。 「ごめん、スネ夫……アレを使うよ」 催眠術とシャドーボールが効かない今、後はあの技しかない。 「……だいばくはつっ!」 ゲンガーの体が輝いたかと思うと、轟音と共に大爆発を起こす。 「くっ、やはりそう来たわね……」 ナギが爆風から顔を守りながらうめく。 ヨルノズクはゲンガーの捨て身の攻撃を受けて壁に叩き付けられ、それっきり動かなくなった。 「ごめんよ、ゲンガー……けど!」 そう、ナギのポケモンを4匹まで倒した。 まだ出ていない最後のポケモンはアレしかない。 「ナギさん、いよいよ追い詰めたよ……出てこいホエルオーッ!」 ドラえもんが繰り出したのは、旅の最中に海での足になってくれたホエルオー。 その巨体らしい体力の高さには定評がある。 「その程度のポケモンで勝てるかしら……出てきなさい、レックウザ!!!」 ナギが投げたボールから、長大な緑のボディが現れる。 空中でとぐろを巻きながらその異様を見せつけるのは伝説の天空ポケモン、レックウザだ。 「レックウザ、しんそく!」 先手を取ったレックウザがすさまじいスピードで飛び込み、ホエルオーの体を打つ。 その先制攻撃だけで体力の半分を奪われてしまうホエルオー。 「……眠れ、ホエルオー!」 ルネでの戦いで、レックウザの主力攻撃は破壊光線だと分かっている。 となると、体力を減らしたままでは危うい。 『破壊光線も神速もPPは少ない、なんとか使わせるんだ!』 眠りから覚めるまでの2ターン、そこが勝負だ。 だが、そんなドラえもんの計画は脆くも崩れさった。 「レックウザ、りゅうのまい……」 レックウザが雄大に宙を舞うと、その戦闘力が上がっていく。 「ま、マズイ!もう1回使われたら……」 「さて、どうなるかしらね」 二度目の舞をただ見ているしかないドラえもん。 ようやく目を覚ましたホエルオーだが、その眼前には再びレックウザが迫っていた。 『ど、どうするっ……』 瞬時に考えを巡らせるドラえもん。 ここで敵の攻撃を受けた後に眠らせればもう数ターンは持つかもしれない。 だが、おそらくナギは更に竜の舞を積んでくるだろう。 そうなればおそらく勝ち目はない。 『なら、攻めるだけだ!』 神速をくらい、大ダメージを受けるホエルオー。 だが、カウンターとして放った一撃がレックウザにヒットした。 「これは、どくどく……」 ナギは思わず声を上げてしまう。 そう、例え伝説のポケモンといえど等しく体力を削っていく毒。 『厄介な……だが、レックウザは眠ることができる』 そう、レックウザはいざとなれば眠って体力と状態異常を回復できるのだ。 「とりあえず、そのホエルオーは倒しておく!」 再度の神速がホエルオーに直撃し、戦闘不能に陥らせる。 「ありがとう、ホエルオー」 ドラえもんはホエルオーをボールに戻すと、大きく深呼吸した。 『2匹、この2匹で決めてみせる……』 そのためには、なんとしてもレックウザの動きを止めなければならない。 「……いけっ、サマヨール!」 ドラえもんが出したのは、耐久力に優れるゴーストポケモン、サマヨール。 『こいつで神速と破壊光線は防げる』 ナギはサマヨールを見てほくそ笑む。 「まさかレックウザの攻撃を封じたつもりじゃないわよね、ドラゴンクロー!」 ナギも元ジムリーダー、それくらい想定できる。 レックウザの爪が不定形のサマヨールのボディにヒットする。 だが、レックウザの爪は寸前で見えない防護壁に阻まれてしまう。 「まもるを使ったわけね……」 猛毒のダメージを受け、体力を削られるレックウザ。 「だが、2度は使えないわよ」 ナギの指摘に、ドラえもんは笑みを浮かべた。 「……?」 その癪に触る笑みを見たナギは、瞬間的に警戒心が芽生えた。 『何かがおかしい』 「ドラ…いや、りゅうのまい!」 ナギは自分の勘を信じて、この場はさらにレックウザの戦闘力を上げる。 「さすがナギさん、やっぱり罠にはかからなかった……」 ドラえもんの言葉を聞き、サマヨールの姿を確認する。 『あ、あれは、おんねんのの態勢……』 危ういところだった。 あそこでドラゴンクローをくらわせ、サマヨールを倒していたらレックウザのドラゴンクローは使えなくなっていた。 そして相手の最後のポケモンがゴーストなら完封されてしまう。 「守ると怨念、交互に使って時間稼ぎ……」 猛毒に侵されているレックウザにとってかなり厄介な戦術である。 『ここはまず毒を消さなくては……』 怨念のPPが尽きるまで長期戦になる、そう予測したナギ。 「眠れ、レックウザ」 ナギの命令でレックウザは目を閉じ、毒に蝕まれた体を癒していく。 「かかった!」 ドラえもんが思わず叫んだ。 最後の技が破壊光線だと思っていただけに、眠ってくれるとは嬉しい誤算だ。 「戻れサマヨール、そしていくんだ、ドーブル!」 サマヨールの代わりに現れたのは一見ひ弱そうなポケモンだ。 だが、このポケモンには他のポケモンにない特徴がある。 「こころのめを開け、ドーブル!」 ドラえもんの指示でドーブルはその心眼をレックウザに向ける。 それから逃れることはできない。 『そう、そういうことなのね』 ナギは全てを理解した。 おそらく次に来るのは一撃必殺技。 あれは対伝説ポケモン用に特化したドーブルなのだ。 「だけど詰めが甘いわね、このターンでレックウザは目を覚ますわ!」 そう、素早さに劣るドーブルがレックウザより先に攻撃はできない。 「これが力の差よ、しんそくっ!!」 ナギのレックウザはトドメとなる最後の一撃を放った。 だが…… 「持ち堪えた……ですって」 ドーブルは失いそうな意識をタスキ一本で支えていた。 「気合いの、タスキ……そう……そうなの」 ドーブルの放つ絶対零度を受け、ナギのレックウザは断末魔の悲鳴を上げながら地に落ちていった。 レックウザが倒れた。 「私が、私が負けたというの……」 全身が虚脱し、崩れ落ちるナギ。 全てを犠牲にしてまで手に入れた力は打ち砕かれた。 もう彼女には何も残っていない…… 「私は……全てを失った……」 「いや、まだ終わってないよ!」 ドラえもんの叫びに、ナギは自分を取り戻した。 そう、レックウザの力に溺れていてすっかり忘れていた。 「出てきなさい、エアームド!」 ボールから解き放たれたエアームドは悠然と宙を旋回する。 「ああ、まだ残っていたのね……」 ナギはポロポロと涙を溢す。 あのエアームドとヒワマキの空を駆けた毎日、そしてジムリーダーとして暮らした思い出が溢れだしてくる。 「私、私は……間違っていたのね……」 そこにいたのは邪悪な出木杉の手下ではなく、優しいヒワマキのジムリーダーだった。 そんなナギの様子を感慨深げに見ているドラえもん。 だがここで立ち止まってはいられない、のび太を助けに行かなければ。 「今行くよ、のび太くん」 ドラえもんはナギを背にし、先へ向かって走り出した。 ポケモンリーグ、第1の間。 スネ夫の目の前には2体のレジスチルが鏡像のように立ちはだかっている。 スネ夫は2体のレジスチルを相手にしなければならないのだ。 「よりによってレジスチルが2体……けど!」 スネ夫がカビゴンに寝言を命令する。 するとカビゴンは寝返りを打ちながら現れたばかりのレジスチルにのしかかった。 「これでカビゴンとユレイドルの技構成が分かったわ」 ツツジは今までの戦いで敵の技を大体把握できた。 ユレイドルは守る、毒毒、エナジーボール。 レジスチルにとってはさしたる脅威ではない。 だが、ねむねご地震のカビゴンは厄介な相手だ。 「まずはカビゴンを潰す!」 一体目のレジスチルが腕を振りかぶる。 「アームハンマー!」 鋼でできたレジスチルの拳がカビゴンにヒットし、大ダメージを与える。 「カビゴンっ……」 「続けて行くわよ、ラスターカノン!」 だが、2体目のレジスチルは動かない。 さっきののしかかりで体が麻痺しているのだ。 「ら、ラッキー!」 思わず幸運に感謝したスネ夫だが、現状は不利と言わざるを得ない。 「ここからは一手読み違えると負ける……」 スネ夫の灰色の脳細胞がフル回転する。 まずは敵のレジスチルだ。 片方は守るとアームハンマー、おそらく物理攻撃タイプなのだろう。 となると、麻痺している方は特殊攻撃タイプのはずだ。 「まずはアイツを倒す、そして後は……」 スネ夫の綿密な計算は完了した。 「ユレイドル、まもれ。そしてカビゴンはねむるんだ」 まずここは馬鹿のふりをしなければならない。 ツツジはその対応を見てほくそ笑んだ。 『次ターンに寝言を使うと思ったが、まさかユレイドルがここで守るを使うとはね』 守るは連続で使用すると成功率が落ちる。 つまり、次ターンに味方を巻き込む可能性がある寝言(地震)は使ってこないはずだ。 『まさか、のしかかりの可能性に賭けるつもりじゃないでしょうね』 スネ夫がそんな部の悪い賭けをするわけがない。 「とりあえず、アームハンマーをカビゴンにっ!」 再び炸裂するアームハンマーがカビゴンの体力を奪う。 「そしてこの隙は逃さない、ラスターカノン!」 麻痺しながも、2体目のレジスチルが鋼の衝撃波をユレイドルに撃ち込んだ。 「これで、次のターンには2体とも……」 そう言うツツジは思わず言葉を止めた。 スネ夫が満足そうに笑っていたのだ。 「ツツジ、あんたなら必ず守るの隙は逃さないと思ったよ」 カビゴンが寝ていること、そしてユレイドルが守れない事でツツジは基本の『1体集中攻撃』を忘れ、分散攻撃をしてきた。 普通ならこれでよかったのかもしれない。 だが、スネ夫はそれをすべて読み切っていた。 「ユレイドル、ミラーコートだっ!」 ユレイドルがラスターカノンの倍の破壊力の衝撃波を放射する。 「そ、そんな……守るはフェイクだったというの」 ツツジの目の前でミラーコートの反撃を受け、崩れ落ちるレジスチル。 「ミラーコート、ミラーコートね……ふふふ、アハハハハハ!」 ツツジはひとしきり笑うと、憎しみの視線をスネ夫に叩き付ける。 「だが貴様のポケモンも瀕死だ!残り1体とはいえ、無傷のレジスチルに勝つつもり?」 「ふん、やってみなよ」 余裕を見せたスネ夫の様子に、逆上するツツジ。 「じゃあ死にな……じしんよ、レジスチル!」 だが、レジスチルの動きが鈍い。 「ユレイドル、まもる。カビゴンはねごとだ!」 レジスチルより先にカビゴンが寝返りをうつ。 すさまじい衝撃波が発生し、レジスチルは大ダメージを受けてしまった。 「なぜレジスチルより速く……そうか、しまった!」 2度にわたるアームハンマーのせいで素早さが落ちてしまっていたのだ。 「じ、じしんっ!!」 レジスチルも負けずに地震を発生させ、カビゴンを瀕死に追い込んだ。 「まさか、ここまで追い詰められるなんて……」 「これが最後の賭けだ、ツボツボ!」 スネ夫が戦闘不能のカビゴンに代わって繰り出した最後のポケモンはツボツボ。 防御に特化した持久型のポケモンだ。 「ツボツボ……レジスチルが完全ならさほどの脅威ではないけれど……」 実はカビゴンの地震のダメージが予想以上に大きい。 ツボツボやユレイドルの攻撃力は低いが、万が一ということもある。 「ユレイドル、エナジーボール!」 効果はいまひとつとはいえ、それなりのダメージが蓄積されてしまう。 「せっかくここまで削ったのに残念ね……レジスチル、ねむれ!」 レジスチルの体力がみるみる内に回復していく。 『エナジーボールの威力、そしてツボツボの予想される戦闘力なら、落ちるまで2ターンどころか5ターンはかかるわ』 ツツジは勝利を確信する。 だが、スネ夫は会心の笑みを浮かべた。 「やはり、そうくると思ってたよ」 「ま、まさかこれすら読んでいたというの!」 「ユレイドル、エナジーボール!」 スネ夫のユレイドルが再びエナジーボールをレジスチルにくらわせる。 だが、そのダメージはツツジの想定内だ。 「ふ、ふふ……全然ダメじゃないの!バッカじゃないの、アハハハハハッ!」 完全に勝利を確信したツツジは笑いが止まらない。 スネ夫はそれを聞きながら、静かに呟いた。 「ツボツボ、パワートリック」 ツボツボからすさまじい闘気が溢れだしてくる。 ツツジのその顔が引きつった。 パワートリック。 最高クラスの防御力を持つツボツボの攻撃と防御を入れ替える技。 これにより、ツボツボは最高の攻撃力を持つポケモンに生まれ変わる。 「だけど、これを使うターンは敵の攻撃に晒される事になる。それがネックさ」 「ま、まさか私が眠らせる事まで計算のうちだったというの……」 スネ夫はニヤリと笑うと、指をパチンと鳴らす。 「僕を誰だと思ってるんだい?」 その言葉と共に、ツボツボが味方のユレイドルを巻き込み地震を起こす。 「いやああああああーーー……」 ツツジの悲鳴と共に、レジスチルはその巨大を地に倒した…… 「ふうっ」 スネ夫は深呼吸をすると、その場にへたりこんだ。 なんとか戦いには勝利したが、手持ちで健在なのはツボツボだけだ。 「けど、のび太のやつを助けにいかないとね」 「勝ったのね、スネ夫さん」 聞き覚えのある声、だが決してここで聞くはずのない声が聞こえた。 声のした方向を向くと、部屋の横の扉(おそらく四天王が使うものだろう)から人影が現れる。 いや、人影というには丸すぎるのだ。 スネ夫はその声の主をよく知っている。 「ど、ドラミちゃん……」 そう、ドラえもんの妹のネコ型ロボットのドラミだ。 「ど、どうしてここにいるのさ!」 何が何だか分からないが、とにかく頼りになる援軍だ。 スネ夫は事情を説明しようとドラミに駆け寄ろうとする。 だが、その行く手に青い巨大鳥が立ち塞がった。 「ふ、フリーザーじゃないか……」 スネ夫もよく知っている、カントーに生息する伝説の鳥ポケモンだ。 『なぜこんなところにフリーザーが?』 疑問に思うスネ夫、だがその答えはすぐに分かった。 「フリーザー、れいとうビーム!」 ドラミの命令を受け、フリーザーがスネ夫のツボツボを一撃で戦闘不能にしたのだ。 この世界にいるはずのないドラミ、そしていきなり攻撃してくるフリーザー。 「な、なんで……」 「ごめんなさいね、スネ夫さん……」 ドラミはポケットから光線銃を取り出すと、スネ夫に光線を撃ち込んだ。 「ピギャーーーッッ!!」 奇妙な声をあげながら気絶するスネ夫。 ショックガンをポケットに戻すと、次は毛布を取り出す。 それをゆっくりとスネ夫にかけてやるドラミ。 「痛かったでしょう、ごめんなさい」 次に起きたときは彼にこの世界の記憶はないだろう。 ポケモンリーグ、チャンピオンの間。 その大きな入り口をくぐり抜けたのび太は、中央に立つ少年の元に歩み寄る。 「出木杉……」 一見いつもと変わらない様子の少年は、何も言わずに背を向けた。 「やっぱり、戦わなくちゃならないのかい」 対面するまではしずかを拐った憎き敵だったが、いざ面と向かうと懐かしさが脳裏をよぎる。 だが、出木杉は冷たく言い放つ。 「僕を倒さないと、しずかちゃんはヒドイ目に合うんだよ、ふふふ……」 出木杉は特設した大きな椅子に座ると、のび太を指で手招きする。 「さあ、ラストバトルを始めようじゃないか」 バトルフィールドの対面に立つのび太。 深刻な顔をするのび太に対し、出木杉はやれやれと肩をすくめる。 「もっと楽しくいこうよ、どうせゲームなんだしさ」 「しずちゃんに怖い思いをさせて、それをゲームの一言で片付けるな!」 さすがののび太も怒りがこみ上げてきたようだ。 「ふう、仕方ないな。しずかちゃんなんかどうでもいいくらいの快感を味あわせてあげるよ」 出木杉が合図すると、のび太の左右から三人の女性が近づいてくる。 のび太も見覚えのある顔だ。 「さ、サン・トウカの……」 そう、フラワーショップ「サン・トウカ」の名物3姉妹だ。 3姉妹はのび太にがっちりと掴みかかると、その体を押し付けはじめた。 「や、やめて……やめてよっ……」 「どうだい、しずかちゃんなんてどうでもよくなるくらいの快感だろう」 その様子をしずかは隠れて見ていた。 「出木杉さん、そうやってのび太さんを堕落させようとしてるんだろうけど……」 だが、出木杉は「野比のび太」という人間の芯にある強さを知らない。 「のび太さんは貴方とは違うわ」 しずかはそう確信していた。 注:微エロ 3姉妹がのび太の全身を舌や指、そしてその肉体で愛撫する。 女の匂いに当てられ、耐性のないのび太はすでに意識が混濁していた。 「のび太くん、無理しないで楽になろうよ……」 マユミに自らの下の世話をさせながら、出木杉が誘惑する。 だが、誘惑するまでもなくのび太はすでに快楽に身を浸していた。 このまま身を委ねたらどんなに楽だろう すべてが夢だったみたいだ そう、夢のようだ 『!!』 不意にしずかの泣き顔が頭に浮かんだ。 そして、自分をここまで連れてきてくれたドラえもんや仲間達。 「うわああああああっ!」 「きゃあっ!」 のび太は渾身の力を込めて3姉妹を押し退ける。 「僕は、しずちゃんを助けるんだあぁぁっ!」 再び目に生気が戻ったのび太を驚いたように眺める出木杉。 『未経験ゆえに誘惑を振り払えたのか、はたまたしずかちゃんへの恋心か……』 なんにせよ、のび太はその甘美な誘惑を振り払った。 「僕が直々に叩き潰さなきゃならないようだ」 マユミの頭を押さえながら、出木杉がマスターボールを投げる。 「こっちが済むまでコイツで相手してやるよ」 現れたのは虹色に輝く羽を煌めかせた鳥ポケモン、ホウオウだ。 ポケモンリーグ、第2の間。 ジャイアンのボーマンダがアスナのバシャーモを威嚇し、脅えさせた。 「いくぜ、すてみタックル!」 ボーマンダの巨体が急降下し、自らが傷つくことも顧みずにバシャーモに襲いかかる。 その質量を体に受けたバシャーモがたまらず吹き飛ばされた。 「さすがにあの攻撃力は脅威ね……」 アスナの顔も曇るが、バシャーモをここで下げるわけにはいかない。 『ここはひとつ、タケシの知識の少なさを利用させてもらうわ』 出木杉様が言うには、タケシはスネ夫というブレインがいなければタダの粗暴な少年だということ。 腕をクロスさせ防御態勢をとるバシャーモに、ジャイアンはここぞとばかりに追い討ちをかける。 「よっしゃ、次はドラゴンクロー!」 捨て身タックルによる反動を嫌ったジャイアンがドラゴンクローを命令すると、ボーマンダはバシャーモにその爪を振るう。 「ビルドアップ!」 バシャーモは攻撃を受けながらも、自らの能力を上昇させてきた。 「そんな状態で今更どうするってんだよ!」 「今の攻撃で倒せなかった事、後悔するわよ」 追い詰められているにも関わらず、アスナの自信は揺るがない。 「何か企んでるんだろうが、コイツでおしまいだぁっ!」 ボーマンダが再びドラゴンクローで攻撃する。 「こらえなさい、バシャーモ!」 バシャーモは身構え、その爪を真っ向から受け止めた。 その迫力にジャイアンが思わず後ずさる。 「こ、こらえるかよ……バシャーモってそんな技使えるんだ……」 だが、自分の優位は変わらない。 そう思っていた。 「ヒッ……!」 ジャイアンは思わず声を上げる。 バシャーモの体から炎のオーラのようなものが吹き出しているのだ。 バシャーモが視界から消える。 「つじぎり!」 バシャーモの爪がボーマンダの背中にヒットし、その身を地に叩き伏せる。 一撃でかなりのダメージを受けてしまうボーマンダ。 「あり得ない、あんなダメージあり得ない……しかもスピードまで上回って……」 アスナがニヤリと笑う。 「あんたも最初に貰ったポケモン達の特性は覚えておくことね」 そう言われてジャイアンがハッとなる。 『そういや滅多にピンチにならないから忘れてたけど……』 確か、最初に貰える三匹はHPが減少すると強くなる特性があったはずだ。 「猛火……なのか」 「ボーマンダ、ねむるんだ!」 著しく奪われた体力を回復するため、ボーマンダは眠りにつく。 その様子を見て、アスナはほくそ笑んだ。 『やはりひとりではあの程度のようね、すっかりビクついている』 バシャーモの猛火は、炎タイプの技しか強化されない。 相手より素早くなったのはカムラの実の効果であり、猛火ではないのだ。 『つじぎりが急所にヒットして、すっかり誤解したってわけね』 辻斬りの急所ヒット率の高さに賭けたが、どうやら誤解を誘導する作戦は成功のようだ。 「ビルドアップ!」 バシャーモがさらに戦闘力を上げていく。 目を醒ましたボーマンダより先に、バシャーモが再び辻斬りを炸裂させた。 再び急所に直撃し、何も出来ずに戦闘不能にされるボーマンダ。 「そ、そんな……一撃で……」 「さて、次はどうするのかしら?」 ジャイアンはエースであるボーマンダを失い、すっかり動転してしまっている。 数日前━━ 「スネ夫、お前のパーティーってチマチマした攻撃しかしないよな」 ジャイアンがバカにしたようにスネ夫を笑う。 だが、スネ夫は全く気にもせずに返した。 「ジャイアン、継続ダメージを馬鹿にするなよ」 「毒とか火傷とか食らっても、先に倒せばいいじゃん」 ジャイアンの軽率な考えに、スネ夫がやれやれと首をすくめる。 「まあジャイアンの持つアイツ、使ってみなよ。継続ダメージのありがたみがわかるからさ」 「そんな事ねえって」 ジャイアンはガハハと笑った。 そして舞台は戻る。 「相手HPは1。敵より先に、わずかでもダメージを……そうか、コイツで!」 ジャイアンは戦闘不能のボーマンダを収め、代わりに新たなポケモンを繰り出した。 「いけえっ、バンギラス!」 バンギラスの巨体が姿を現すとその周囲の砂が巻き上げられ、竜巻を形作る。 その砂嵐を身に受けたバシャーモは、ゆっくりと崩れ落ちた。 「やはりバンギラスを持っていたのね。以外と知恵が回る……」 バンギラスの特性、砂起こしによる砂嵐の継続ダメージは厄介だ。 だが…… 「アンタがバンギラスを使うだろうことも、アタシはお見通しだよ!」 アスナは4体目となるポケモンを繰り出した。 「いけっ、グライガー!」 現れたのは意外な伏兵、グライガー。 「グライガー、だって?」 進化ポケモンでもないグライガーを出してくる意味が分からない。 「グライガー、かげぶんしん!」 グライガーの姿がぶれ、その回避率を上昇させる。 「一回積んだくらいで調子に乗るなよ、バンギラス!」 バンギラスのストーンエッジがグライガーに襲いかかるが、ただでさえ命中率の悪いストーンエッジは命中しない。 「くそっ!」 悔しがるジャイアンを冷静に見つめるアスナ。 『やはりグライガーの特性も知らないようね』 グライガーの特性、それは砂隠れ。 バンギラスの砂嵐を逆に利用したアスナの戦術なのだ。 バンギラスは次々と技をくりだすが、グライガーには当たらない。 たまに命中してもグライガーは羽休めで体力を回復してしまう。 「ど、どうなってんだ……」 ジャイアンは自分の攻撃が当たらない事に苛立ちを隠せない。 「影分身は限界まで積んだわ、次はつるぎのまい!」 次にグライガーは攻撃力を増強していく。 バンギラスはストーンエッジや逆鱗で攻めるが攻撃は当たらず、逆に混乱して自らの体力を削ってしまった。 「そろそろいいようね……」 限界まで攻撃と回避を上昇させたグライガーは、アスナの命令を受けてボールに戻ってしまった。 「せっかく積んだ補助効果を……意味がわかんねぇ」 ポケモンを戻してしまっては、補助効果はリセットされてしまう。 全てが無駄になってしまったのだ。 ジャイアンが首を傾げるが、理由はすぐに判明する。 「グラードン、バトンタッチを受けて出てきなさい!」 アスナがボールを投げると、満を辞して現れる伝説のポケモン。 グラードンはその巨大な身体をゆっくりと動かす。 「グラードン、じしんっ!」 アスナが叫ぶと、グラードンは自らの右足を思いっきり踏み込んだ。 衝撃波が発生し、バンギラスを激しい揺れが襲う。 そのダメージはジャイアンが予想するより遥かに高く、一撃でその体力を奪ってしまった。 「つ、強すぎるっ!!」 バトンタッチによる補助効果受け継ぎで攻撃力が限界まで上がっているのだ。 しかも、このグラードンは回避率も限界まで積まれている。 「これじゃ、弱点ないじゃんかよ……」 ジャイアンには目の前の赤い巨獣が絶望の壁に見えていた。 アスナが笑う。 「さあタケシ、次の生け贄を出しな……」 「くっ……」 次へ
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隕石群が衝突する中、ドラえもんたちは空港に向かう途中でネコジャラの妨害に遭う。 しかし、なんとかそれを乗り切ってようやくノラジウムを空港に届けた。 補佐官「全員乗り込みました。いつでも出発できます!」 大統領「うん……」 ドラえもんがタイムマシンの修理を終える。 ドラえもん「タイムマシン、修理完了しました!」 大統領「うん。いろいろ協力してくれてありがとう…… 国民に成り代わりお礼を申し上げます」 のび太「イチ……」 イチ「のび太さん。今度こそお別れですね……」 のび太「イチ、僕たちと一緒に21世紀に帰ろう。ね?」 イチ「それはできません。私には新しい星でみんなと新しい国を作る責任があります」 のび太「それは、他の人に任せれば……」 首を横にふるイチ。 ドラえもん「のび太くん、無理なんだよ。犬人間に進化したイチを21世紀に連れて行くわけにはいかない」 イチ「ドラえもんさんの言う通りです。人類の歴史を変えてしまうことにもなり兼ねません……」 のび太「で、でも! でも…… ううっ…… わかった! イチ」 イチ「のび太さん……」 シャミー「ドラちゃん……」 スネ夫「ダク!」 シャミー「さようなら。あなたのことは忘れないわ……」 ドラえもん「ぼ、僕だって…… うわあーん!」 しずか「元気でね、チーコちゃん……」 チーコ「ええ……」 スネ夫「ダク、風邪引くなよ」 ダク「スネ夫こそ下着で出歩くなよ」 ジャイアン「ブルタロー!」 ブルタロー「ジャイアン!」 巨大隕石が地球に突入する。 乗務員「出発するぞ!」 イチ「さようなら。のび太さん」 のび太「さようなら、イチ」 イチ「さようなら、のび太さん!」 一同「さようなら!!」 のび太「イチ! みんなを…… みんなを、頼むね!」 扉が閉まり、宇宙船が飛び立っていく。 のび太「さようなら! さようなら、イチ!! (ありがとう。イチ……)」 宇宙船ではネコジャラとニャーゴが掃除をさせられていた。 地球に隕石が衝突。ワンニャン国は壊滅したのだ。 ドラえもんたちはタイムマシンに乗って21世紀に向かっていた。 ドラえもん「地球は46億年の間にこういうことを繰り返してきたんだ。生まれては消え、そしてまた、新しい命が誕生する……」 しずか「私たちと同じね。おじいちゃん、おばあちゃんがいて、パパとママがいて。そして私たちが今度はパパやママ、おじいちゃん、おばあちゃんになっていくのよね……」 のび太「うん。いつか宇宙の何処かで僕たちの子孫とイチの子孫が出会うかもしれないね、きっと。ねぇ、イチ……」 (終)
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Blu-ray 映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い【ブルーレイ版】 Blu-ray発売日:3月2日 2007年公開の新声優版「映画ドラえもん」第2弾。 のび太が“もしもボックス”で創った魔法世界。 そこでドラえもんたちは魔法を自由にあやつる少女・美夜子と出会う。 美夜子の父・満月牧師は魔法学の研究者。地球の滅亡を企む悪魔族の魔界星が地球に接近していると唱えていた。 ドラえもんたちは悪魔族と戦うことを決意する! オリジナルエピソードも加わった人気作品のBD版。 2007年公開。映画ドラえもん のび太の魔界大冒険のリメイク。2012年3月2日、Blu-ray版が発売。 新シリーズ第1作にのび太の恐竜2006、第3作にのび太と緑の巨人伝がある。 http //doraeiga.com/2007/ 総監督 楠葉宏三 監督 寺本幸代 原作 藤子・F・不二雄 脚本 真保裕一 3DCGスーパーバイザー 木船徳光 3DCG監督 奥村優子 美術監督 土橋誠 色彩設計 吉田晴絵 撮影監督 熊谷正弘 編集 岡安肇 録音監督 田中章喜 効果 糸川幸良 音楽 沢田完 アニメーション制作 シンエイ動画 絵コンテ 寺本幸代 演出 腰繁男 作画監督 金子志津枝 絵コンテ補佐 鈴木孝義 作画監督補佐 加来哲郎 大杉宣弘 ■関連タイトル Blu-ray 映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い【ブルーレイ版】 映画ドラえもん超全集 DVD 映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い スペシャル版 ドラえもん サウンドトラックヒストリー2 ~沢田完 ドラえもん映画音楽集~ ニンテンドーDS ドラえもん のび太の新魔界大冒険 DS ROBOT魂 ドラえもん S.H.フィギュアーツ 野比のび太 フィギュア・ホビー:ドラえもん 原作コミック 藤子不二雄/大長編ドラえもん のび太の魔界大冒険 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Blu-ray 魔女見習いをさがして Blu-ray「どうにかなる日々」Blu-ray Happy-Go-Lucky Edition 初回限定生産 Blu-rayDisc付き 『ラブライブ! スーパースター!!』「始まりは君の空」【みんなで叶える物語盤】 BEM~BECOME HUMAN~豪華版Blu-ray Blu-ray 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 10th Anniversary Compact Collection Blu-ray ぐらぶるっ! Blu-ray 映画クレヨンしんちゃん 激突! ラクガキングダムとほぼ四人の勇者 Blu-ray CHRONO CROSS 20th Anniversary Live Tour 2019 RADICAL DREAMERS Yasunori Mitsuda Millennial Fair FINAL at NAKANO SUNPLAZA 2020 ゴブリンスレイヤー Blu-ray BOX 初回生産限定 グリザイア ファントムトリガー THE ANIMATION 03[Blu-ray] 特装版 ラブライブ! サンシャイン!! Saint Snow 1st GIG 〜Welcome to Dazzling White Town〜 Blu-ray Memorial BOX ゾンビランドサガ Blu-ray BOX 初回生産限定盤 Blu-ray 思い、思われ、ふり、ふられ 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 1st Season 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 2nd Season 完全生産限定版 Blu-ray ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIII OVA Blu-ray 映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日 BD特装版 Blu-ray アズールレーン 三笠大先輩と学ぶ世界の艦船 ぶるーれい Blu-ray 水瀬いのり Inori Minase 5th ANNIVERSARY LIVE Starry Wishes かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 22 OVA同梱版 呪術廻戦 公式ファンブック よつばと! 15 監修 庵野秀明・樋口真嗣など 夢のかけら 東宝特撮映画篇 パラレルパラダイス 13 特装版 アイドルマスター ミリオンライブ! Blooming Clover 9 オリジナルCD付き限定版 美樹本晴彦マクロス画集 軌 わだち― 夜ノみつき 10th EUSHULLY WORKS しらこ画集 ILLUSTRATION MAKING VISUAL BOOK カズアキ画集 Kazuaki game artworks ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~ 公式ビジュアルコレクション ぼくたちは勉強ができない 第21巻 音声ドラマ ミニ画集付き同梱版 あいきょう 荻pote作品集 ヒョーゴノスケ流 イラストの描き方 TVアニメ『くまクマ熊ベアー』オフィシャルファンブック 押井守原作・総監督 西村純二監督作品 『ぶらどらぶ』 解体新書公式コンプリートガイド OCTOPATH TRAVELER Design Works THE ART OF OCTOPATH 2016-2020 おそ松さん 3rd season SPECIAL BOOK 描きたい!!を信じる 少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方 YMO1978-2043 「小冊子・YMO全トラックリスト2021 Amazon限定表紙版」付き To LOVEる -とらぶる- ダークネス FIGURE PHOTOGRAPHY COLLECTION 斉藤朱夏 CALENDAR 2021.4-2022.3 ラブライブ! サンシャイン!! Aqours DOME TOUR COMIC ILLUSTRATION BOOK ラブライブ! サンシャイン!! Aqours COMIC ILLUSTRATION BOOK 2020 Winter イジらないで、長瀞さん 10 特装版 「はたらく細胞」公式アニメ完全ガイド リスアニ! Vol.43.2「アイドルマスター」音楽大全 永久保存版VII アイドルマスター シャイニーカラーズ 3 CD付き特装版 ウルトラマンマックス 15年目の証言録 ウルトラマンZ特写写真集 じじぃ 人生は深いな 冴えない彼女の育てかた 深崎暮人画集 上 Flat. ぷよぷよ アートワークコレクション 古谷静佳1st写真集 re START THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER COLLABORATION! Great Journey ウルトラマンゼロ Blu-ray BOX クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 Blu-ray BOX 初回生産限定版 小林さんちのメイドラゴンBlu-ray BOX ゆゆ式Blu-ray BOX スペシャルプライス版 とーとつにエジプト神 Blu-ray 直球表題ロボットアニメ 全話いっき見ブルーレイ 未来ロボ ダルタニアス 一挙見Blu-ray VOL.1 シュヴァルツェスマーケン 全話見Blu-ray ワールドトリガー一挙見Blu‐ray VOL.1 異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 魔王プレイボックス 初回生産限定 トータル・イクリプス 全話見Blu-ray Blu-ray Cutie Honey Universe Complete Edition 夜ノヤッターマン 全話いっき見ブルーレイ こみっくがーるず Blu-ray BOX 初回生産限定 Blu-ray 幼女社長 むじなカンパニーセット 初回生産限定 ログ・ホライズン 円卓崩壊 Blu-ray BOX 七つの大罪 憤怒の審判 Blu-ray BOX I Blu-ray 水樹奈々 NANA ACOUSTIC ONLINE 『Dr.STONE』2nd SEASON Blu-ray BOX【初回生産限定版】 魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編 Blu‐ray BOX 今井麻美 Winter Live「Flow of time」 - 2019.12.26 at EX THEATER ROPPONGI - Blu-ray盤 Blu-ray 仮面ライダーゼロワン ショートアニメ EVERYONE'S DAILY LIFE 仮面ライダー一挙見Blu-ray 1号 2号・V3編 仮面ライダー一挙見Blu-ray X・アマゾン・ストロンガー編 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1975-1981 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1982-1986 半妖の夜叉姫 Blu-ray Disc BOX 1 完全生産限定版 裏世界ピクニック Blu-ray BOX上巻 初回生産限定 Levius レビウス Blu-ray BOX【期間限定版】 スーパー戦隊 学研の図鑑 江口寿史美人画集 彼女 アニメディスクガイド80's レコード針の音が聴こえる necomi画集 PHONOGRAPHIC フルーツバスケット アニメ2nd season 高屋奈月 Illustrations 2 彼女、お借りします TVアニメ第1期 公式設定資料集 ドラゴンボール 超戦士シールウエハースZ 超シールガイド ガンダムアーカイヴス『ガンダムビルドシリーズ』編 Angel Beats! 天使画集 Angel Diary PANZER FRAULEIN 野上武志画集 【陸編】 Angel's cage るび様画集 Sweet Dream はすね画集 画集 制服Girl's▼コレクション もりょ作品集 異世界ファンタジーのキャラクターコレクション 劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」公式ビジュアルBOOK アイドルマスター シャイニーカラーズ イラストレーション ワークス VOL.2 Blu-rayDisc付き 八十亀ちゃんかんさつにっき 10 特装版 あんさんぶるスターズ! Ready For Star 2巻 缶バッジ付 Switch エーペックスレジェンズ チャンピオンエディション New ポケモンスナップ -Switch 【PS4】BIOHAZARD VILLAGE PLAMAX 聖戦士ダンバイン サーバイン ノンスケール PS製 組み立て式プラスチックモデル スーパーミニプラ 無敵ロボ トライダーG7 3個入りBOX 魔道祖師 前塵編 完全生産限定版 HGUC 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ Ξガンダム MG 機動戦士ガンダムSEED モビルジン 1/100スケール カンチ 青 ノンスケール ABS&ダイキャスト製 塗装済み完成品 ☆赤ver 魔女の旅々17 ドラマCD付き特装版 クリストファー・ノーランの世界 メイキング・オブ・インターステラー BEYOND TIME AND SPACE 時空を超えて るるぶアズールレーン からかい上手の高木さん15からかいカレンダーカード付き特別版 「武装神姫」原案イラスト集 ALLSTARS 機動戦士ガンダム サンダーボルト 17 キャラクターブック付き限定版 とある科学の超電磁砲T OFFICIAL VISUAL BOOK Aqours 5周年記念アニメーションPV付きシングル「smile smile ship Start!」【BD付】
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ドラえもん1 / ドラえもん2 / ドラえもん3 / ドラえもん4 / ドラえもん5 / ドラえもん6 / ドラえもん7 / ドラえもん8 ドラえもん9/ ドラえもん10 / 「ドラえもん第9巻」藤子・F・不二雄大全集 てんコミ未収録作品は14本! <1969年度生まれの学年誌掲載集>計73話 ●発売記念特別価格1,680円(税込)2010年12月末日まで 以降 定価1,890円(税込) ●A5判/約720ページ 2010年8月25日発売 ●てんとう虫コミックス(+プラス+カラー作品集)の未収録作品は計14話。「ふんわりガス」「ふしぎなじどうしゃ」「さかなつり 」「とりよせつぼ」「空手ドリンク」「ミニたいふう」「キングコング」「ロボット雪だるま」「空想レンズ 」「テレパスロボット」「初日の出セット」「空気ブロックせいぞう機」「すなおなロボットがほし~い!!」「人間カメラはそれなりに写る」 ●巻頭と巻末企画口絵(カラーイラスト)初出掲載誌リスト特別資料室解説 1 ふんわりガス 小一 1976年4月号 × × × 第11巻 × × 2 ★ふしぎなじどうしゃ 小一 1976年5月号 × × × × × × 3 さかなつり 小一 1976年6月号 × 第2巻 さかな取り船 × 第15巻 × 第1巻 魚つり 4 とりよせつぼ 小一 1976年7月号 × × × 第18巻 × × 5 空手ドリンク 小一 1976年8月号 × × × 第12巻 × × 6 いっすんぼうし 小一 1976年9月号 第16巻 × × 第34巻 ファンタジー編 × 7 ミニたいふう 小一 1976年10月号 × 第1巻 × × × 第8巻ミニ台風 8 キングコング 小一 1976年11月号 × 第4巻 × 第13巻 × × 9 弓やで学校へ 小一 1976年12月号 第13巻 × × 第19巻 × 第9巻 10 かたづけラッカー 小一 1977年1月号 第17巻 × × 第24巻 × × 11 ロボット雪だるま 小一 1977年2月号 × × × 第9巻 ロボット編 × 12 なぐられたってへっちゃらだい 小一 1977年3月号 プラス2 × × 第13巻 × 第5巻 13 時間貯金箱 小二 1977年4月号 第16巻 × × 第21巻 × × 14 四次元ポケット 小二 1977年5月号 第16巻 × × 第18巻 × 第10巻 15 ふみきりセット 小二 1977年6月号 第15巻 × × 第16巻 × 第3巻 16 雲の中のプール 小二 1977年7月号 第14巻 × 夢と冒険の世界 第20巻 × 第14巻 17 ウルトラよろい 小二 1977年8月号 第16巻 × × × × 第5巻 18 あらかじめ日記はおそろしい 小二 1977年9月号 第16巻 × × 第20巻 恐怖編 × 19 空想レンズ 小二 1977年10月号 × 第1巻 × 第10巻 × 第5巻 20 デラックスライト 小二 1977年11月号 第16巻 × × 第20巻 × × 21 中身ポン 小二 1977年12月号 カラー作品集2 × × 第19巻 × × 22 紙工作が大あばれ 小二 1977年12月号 別冊付録 第17巻 × SFの世界2 第20巻 パニック編 × 23 たからさがしカウンター 小二 1978年1月号 カラー作品集6 × × × × × 24 クモノイトン 小二 1978年2月号 カラー作品集6 × × 第24巻 × × 25 モノモース 小二 1978年3月号 第16巻 × × 第23巻 × × 26 百苦タイマー 小三 1978年4月号 第18巻 × 風刺の世界2 第19巻 恐怖編 第9巻 27 テレパスロボット 小三 1978年5月号 × × × 第14巻 ロボット編 × 28 のび太の部屋でロードショー 小三 1978年6月号 第18巻 × × 第20巻 × 第9巻 29 むりやりトレパン 小三 1978年7月号 第17巻 × × 第21巻 パパ・ママ編 第7巻 30 ひい木 小三 1978年8月号 第18巻 × × 第23巻 スネ夫編 第8巻 31 季節カンヅメ 小三 1978年9月号 第44巻 × × 第22巻 × × 32 アスレチック・ハウス 小三 1978年10月号 第19巻 × × 第22巻 × × 33 ありがたみわかり機 小三 1978年11月号 第19巻 × 風刺の世界2 第24巻 エスプリ編 第8巻 34 百万ボルトひとみ 小三 1978年12月号 第4巻 × × 第25巻 × × 35 実物立体日光写真 小三 1979年1月号 第20巻 × × 第29巻 × × 36 初日の出セット 小三 1979年2月号 × × × 第25巻 × × 37 空気ブロックせいぞう機 小三 1979年3月号 × × × × × 第10巻 38 だいこんダンスパーティー 小四 1979年4月号 第21巻 × 風刺の世界1 第23巻 ファンタジー編 第11巻 39 お金がわいて出た話 小四 1979年5月号 第18巻 × 風刺の世界2 第28巻 エスプリ編 × 40 きりかえ式タイムスコープ 小四 1979年6月号 第27巻 × × 第28巻 × 第9巻 41 未来の町にただ一人 小四 1979年7月号 第21巻 × × 第22巻 × × 42 チッポケット二次元カメラ 小四 1979年8月号 第20巻 × ナンセンスの世界2 第25巻 × 第14巻 43 お化けツヅラ 小四 1979年9月号 プラス3 第5巻 × 第22巻 ロボット編 × 44 税金鳥 小四 1979年10月号 第22巻 × 風刺の世界1 第25巻 エスプリ編 × 45 超大作特撮映画「宇宙大魔神」 小四 1979年11月号 第20巻 × 夢と冒険の世界 第27巻 × × 46 ドラキュラセット 小四 1979年12月号 第21巻 × × 第30巻 × × 47 雪アダプターいろいろあるよ 小四 1980年1月号 第26巻 × × 第25巻 × × 48 万能グラス 小四 1980年2月号 プラス4 × × 第25巻 × × 49 材質変換機 小四 1980年3月号 第25巻 × × 第26巻 × × 50 ガンファイターのび太 小五 1980年4月号 第24巻 × × 第25巻 ドラミ編 × 51 ココロチョコ 小五 1980年5月号 プラス1 × × × × × 52 宝星 小五 1980年6月号 第44巻 × × 第32巻 × × 53 どっちがウソか! アワセール 小五 1980年7月号 第38巻 × × × × × 54 ユクスエカメラ 小五 1980年8月号 第33巻 × × 第41巻 × × 55 ビョードーばくだん 小五 1980年9月号 第26巻 × × 第27巻 0点・家出編 × 56 大人をしかる腕章 小五 1980年10月号 第33巻 × × 第28巻 エスプリ編 × 57 すなおなロボットがほし~い!! 小五 1980年11月号 × × × 第31巻 ロボット編 × 58 のび太救出決死探検隊 小五 1980年12月号 第22巻 × × 第30巻 × × 59 地震なまず 小五 1981年1月号 第26巻 × × 第34巻 × × 60 のび太のブラックホール 小五 1981年2月号 第26巻 × × 第32巻 × × 61 人間カメラはそれなりに写る 小五 1981年3月号 × × × 第32巻 × × 62 虹谷ユメ子さん 小六 1981年4月号 第24巻 × × 第35巻 恋愛編 × 63 "な、なんと!! のび太が百点とった!!" 小六 1981年5月号 第25巻 × × 第36巻 0点・家出編 × 64 やどり木で楽しく家出 小六 1981年6月号 第31巻 × × 第38巻 0点・家出編 × 65 昔はよかった 小六 1981年7月号 第30巻 × × 第38巻 むかし話編 × 66 のび太の結婚前夜 小六 1981年8月号 第25巻 × × 第32巻 恋愛編 × 67 神さまロボットに愛の手を! 小六 1981年9月号 第28巻 × × 第36巻 しずか編 × 68 のび太の調教師 小六 1981年10月号 第27巻 × × 第33巻 × × 69 ツバメののび太 小六 1981年11月号 第29巻 × × 第36巻 × × 70 サカユメンでいい夢みよう 小六 1981年12月号 第36巻 × × 第44巻 0点・家出編 × 71 「チャンスカメラ」で特ダネ写真を… 小六 1982年1月号 プラス4 × × × × × 72 コピー頭脳でラクしよう 小六 1982年2月号 第43巻 × × × ロボット編 × 73 しあわせトランプの恐怖 小六 1982年3月号 第27巻 × × 第37巻 パニック編 × タイトル 掲載誌 てんコミ カラコミ 自選集 FFランド 文庫 ぴかコミ ★は初めて単行本に収録される作品です。 ▲上に戻る
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ドラえもんのうた(かんたん) 詳細・攻略 初出はAC4。かなり息長くAC13まで収録。春祭り、五代目、DS1にも収録。 ★×1、85コンボ。 動画 ふつう むずかしい おに コメント
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5ページ目 のび太パパ「本当に行くのか?」 のび太ママ「ええ。怖いから」 ドラえもん「パパは?本当にいいの?」 のび太パパ「あぁ。俺はのび太を信じる」 ドラえもん「気をつけて」 のび太ママ「昨夜は最高だったわ」 のび太パパ「あぁ」 ドラえもん「?」 次へ トップへ
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田田田田田田田田田田田田田田田田 2024年06月17日 (月) 16 11 52 最終勤行日時 - 今日の入信者数 - 昨日の入信者数 - 合計入信者数 - 田田田田田田田田田田田田田田田田 トップページ 顕ドラデータベース 作品 前編 後編男子部版 女子部版 登場人物 一覧 野比班ドラえもん のび太 ママ パパ 剛田班ジャイアン ジャイ子 母ちゃん 骨川班スネ夫 ママ 源班しずか ママ 用語一覧 台詞書き起こし 前編英訳 女子部版後編 男子部版後編英訳 韓国語訳 その他 顕ドラの噂 顕ドラ年表 日常会話で使える顕ドラ語録 顕ドラ外部記事 ニコニコ大百科記事 ピクシブ百科事典 検索してはいけない言葉 Wiki 皆でドラえもん投票しましょう!(唐突) ※不自然かつ不可解な票数操作防止のため、同一IPからは1時間1回しかクリックできないよ。投票したら黙って引っ込んでいるんだ。 選択肢 投票数 投票 ドラえもん 54 のび太 4 ジャイアン 7 スネ夫 2 しずか 3 のび太のママ 1 のび太のパパ 2 ジャイアンのママ 3 ジャイ子 2 スネ夫のママ 11 しずかのママ 1 ナレーション 1 わら隊長 1 パック支隊長 10 カップ班長 2 鯉 1 田中じんきち 21 衛護隊長 3 クマ 9 第六天の魔王 876 子供を守る会のおじさん 23 大賀バス 4 御本尊様 2 浅井先生 4 瀬下支隊長 4 ダイサクザウルス 35 オーレンジャー 20 アンパンマン 4 司会 6 宿を探す 楽天トラベル じゃらんnet 一休.com 未来デパート 念珠堂 < 日本製 数珠 > 縞黒檀 22玉 <数珠袋付> 男性用 国産 手作り 念珠 (房色 鉄紺) 全ての宗派でお使い頂けます 【創業80余年 老舗数珠メーカー】 経本 【日蓮宗】 仏具 お経 ここを編集
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冷たい金属が抉り込まれるような感触がして、一瞬後にはそれが灼熱の棒を傷口に突っ込まれたような痛みに変わった。 俺の鼓動に合わせて血が噴出する。 「久しぶりに動いたから、動き方忘れちゃった」 ぶんぶんとナイフを振って確かめるような動作をする。 「お前は消えたはずだ。なんで……」 「うるさいなあ。黙ってて、永遠に」 そう言って朝倉はぼやけるほど高速に手を振った。 わずかに遅れて俺の頬肉が五グラムほどはぜる。 「んー。やっぱりおかしい」 頬と右腿の痛みに呻く俺の耳に早口言葉のような朝倉の声が届いた。 何が起こるかは分からんが、今より良くなることなどありえない。 俺はスペアポケットに手を突っ込んで、例のアレを取り出した。 黒い筒状の物体を手につけて、 「どかん!」 と叫んだと同時に先端から空気の塊が発車される。 空気砲ってやつだ。 風圧で朝倉の華奢な身体は吹っ飛ぶ……はずもなかった。 空気砲の一撃は朝倉の長い髪をわずかに揺らしただけに止まる。 「よし、終り」 呟くように言った朝倉は目にも止まらぬ速度で突っ込んできた。 それを狙い撃とうと構えた空気砲が金属と金属がぶつかる音を立てて消失する。 その衝撃で俺の後頭部が地面と激突した。それが効を奏して俺の首を刃が横断するといったことはなかったのだが、危機的絶体絶命的状況には変わりがない。 朝倉が一瞬背を向けた拍子にスペアポケットから適当に出したものを投つける。 朝倉の頭にあたって中身がばらばらと散らばった。 べちょべちょと俺の顔にも降り注ぐ。 もっとマシなのがあるだろ。せめて鈍器とか。 「何これ。コンニャク?」 ああ、カレー味だ。旨いぞ。食うか? 「君を殺した後にね」 そう言って朝倉は俺の腿を踏みつけた。 「ぐあっ」 大量の血を吸ったズボンが濡れた雑巾のような音を立てる。 「やっぱりおかしい。この空間のせいかな」 そう言って踏みつける足をどかさずに再びぶつぶつと呪文を唱え出した。 しかし、さっきはただの早口言葉にしか聞こえなかった言葉が今回は明確な意味を伴って耳に入る。 『本次元の物理法則に身体情報の適合化申請』 なるほど。さっき少し舐めたやつのせいか。 翻訳コンニャクカレー味だっけ。 『身体情報の強化申請!』 なんとなくの希望に駆られた俺は叫んでみた。 朝倉の顔が驚愕に変わり、ナイフが振り下ろされる。 ああ、これは死んだな。 走馬灯が頭の中を駆け巡る中でどこかから、 『承認』 という機械的な声が響いて朝倉のナイフが少しゆっくりになった。 わずかに首を捻ると、その真横をナイフがかすめる。 ならばと、俺は朝倉を蹴った。空気砲でもみじろぎさえしなかった朝倉が呆気ないほどに吹っ飛ぶ。 どうやら、俺の“身体情報”はほんとうに強化されてしまったようだ。 ここから怒濤の反撃が始まる。 というのはヒロイズムに駆られた若者だけで、俺は逃げも隠れもする一般人だ。 俺は朝倉から脱兎の如く距離をとると、スペアポケットからどこでもドアを取り出した。 その時、思い浮かんだのはニヤけた超能力者でも愛しい未来人でもましてや巨大バニーのハルヒでもない。 無表情に俺を助けてくれる頼れる宇宙人、長門の顔だった。 ドアを開けるとすぐにリビングがあり、真っ先に長門が無表情のまま迎えてくれる。 そんな妄想は半分当っていた。 長門が無表情にたたずんでいる。 ただし、長門の顔には外したはずの眼鏡があり、その奥には一人の少女と首が元の位置に戻ったドラえもんが大量のネズミの上に倒れていた。 ところどころ破けた北高の制服、ボブカットの髪。 それはどうみても眼鏡を外した長門だった。 愕然とその光景に立ち尽くす俺の肩口に強烈な痛みが走る。 ふり返らなくても分る。朝倉のナイフだ。 俺は肘で朝倉の頭部を強打してから、部屋に転がり込んだ。足でどこでもドアを蹴り閉める。 それに部屋を埋め尽くしていたネズミたちが驚いて、開け放たれていた玄関から逃げていった。 その残党を足でかき分けながら、倒れる長門に駆け寄った。 走る度に痛みが身体中の神経を飽和的に刺激する。 「長門、大丈夫か?」 「……問題ない」 長門は苦しげな声で喘ぐように言った。 「なんで、こんなことになってるんだ?」 「空間変異から私の異時間同素体が発生した。その異時間同素体は私に同期を求めてきた。それを拒否すると、私に対して敵対行動を行なった」 よく分からんが、格好から察するに過去の自分が現れて攻撃してきたってことだろう。 「そう」 と、長門のお墨付きも頂いたところで、どうしたもんかね。 過去の長門と今の長門を交互に見た。 過去の長門は眼鏡の奥で無表情にこちらを見つめているし、こちらの長門は裸眼で俺を見つめている。 たまには眼鏡でもいいかもしれん。 そんなことを思ったのが不味かったのか、長門が俺の背に手を回して、吐き気をもよおすような激痛が走った。 その手には柄の部分まで血に塗れたナイフが握られている。 げっ、刺さってたのか。 長門はこくんとうなづいてから、ぶつぶつと呪文を唱えた。 俺の耳には『局所的生体情報の時間逆行申請』だとか聞こえて、身体から痛みが引いていく。 「あなたはなに?」 その様子を見守っていた過去の長門がやっと口を開いた。 なにと言われてもな。 「そのバグを排除するのを阻害する?」 そう言って現在の長門を指差した。 「長門をバグだと? ふざけるな!」 俺は思わず怒鳴っていた。 普通の女子高生になろうとしている長門を馬鹿にする奴はたとえ、宇宙人だろうが未来人、超能力であろうがぶっとばす。やるのは俺ではないが。 「そう。ならば、あなたも排除する」 過去の長門が翻訳コンニャクを食った俺の耳でも聞き取れない高速呪文を詠唱すると、フローリングの床がぼこんと盛り上がり刺のようになって俺と長門に迫ってきた。 俺は長門に突き飛ばされて、なんとか串刺しにならずにすんだのだが、過去の長門は体勢を崩した長門にロケットのように突っ込んでいった。 長門は紙一重で過去の自分の足先をかわすと、ためらいのない蹴りを放つ。 過去の長門はその蹴りを首筋に受けてつんのめるように床に倒れた。 現在の長門はその上に覆いかぶさるようにマウントポジションをとると、過去の自分の殴り始めた。 あの細腕では信じられないような速度で伸びる拳は的確に過去の長門の顔を捕らえて、ごつごつと骨と骨がぶつかる音を立てる。 長門がこのまま決めるか。 しかし、過去の長門が恐るべき早口詠唱を唱えるとフローリングが上で殴り続ける相手を刺し貫こうと変形した。 そのヤリは腹部をわずかに削るのみに止まったが、長門の注意をそらすには十分な働きをした。 過去の長門は自分を上にのせたまま、肉体的常識が一切通用しない起き方で立ち上がり、無防備な長門の頭を鷲掴みにした。 間、髪を入れず壁に長門の頭を叩きつけ始める。 人外バトルに呆気に取られていたが、このまま長門がやられるのを手をこまねいて見ているほど今の俺は無力ではなかった。 恐らくは長門のパトロンの宇宙的パワーで強くなっている。 俺は目の前にあった朝倉のナイフを手に取ると、長門を壁に押えつける過去の長門に向って闇雲に切りつける。 しかし、ナイフの刃が届く前にみぞおちに過去の長門の踵がめり込んで、俺はダンプにでも轢かれたように吹っ飛ばされた。 壁に激突した俺の肺中の空気が喉を鳴らして、晩飯やらなんやらを吐き出した。 脂汗が噴き出し、歪む視界の中に過去の長門が今まさに必殺技を放たんと詠唱をする姿があった。 「やめろ!」 そう叫んだ俺は脇に転がっていたドラえもんの尻尾を引っ掴むと、過去の長門に向って放り投げていた。 火事場の馬鹿力か宇宙的パワーのお陰か、ドラえもんは水平に飛んでいった。 詠唱に気を取られていた過去の長門に百二十九.三キロの塊がまともに衝突する。 嫌な音を立てて過去の長門は壁とドラえもんにプレスされた。 ここで終ってくれ。 そんな願いも虚しく、過去の長門は頭から血を流しながら平然と立ち上がった。 化け物かよ。 あばらが折れたのか、息をするのも嫌になってきた俺に向って過去の長門は詠唱を始める。 『座標08514563、08965123、4213569のベクトル解除、及び変更申請』 それがどんな意味かはすぐに理解できた。 リビングにある唯一の家具のコタツが水平に飛んできやがった。 避ける間もなく、腹ばいになっていた俺の顔面に直撃する。 その衝撃でひっくり返された俺の喉に何かが流れ込んできた。 げほっと再び腹ばいになって吐き捨てると尋常ならざる量の血がフローリングに広がった。 今日は出血大サービスだな。 そんな下らないことを考える気力がどこにあったのかは分からんが、俺はまだ動ける。 ずりずりとまるでイモムシのように過去の長門に這い寄っていく。 「なぜ、あなたにそこまでしてこのバグを守る必要がある?」 唐突な問い掛けだった。 俺は肺から息を絞り出すように、 「なぜって長門が大事な奴だからだ」 「どうして?」 過去の長門の無表情な顔からは何も伺い知ることはできない。 「SOS団の団員は一人でも抜けたら駄目なんだよ」 俺はあの時の喪失感を思い出していた。あんなことは金輪際ごめんだ。 「SOS団とは?」 世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団だろ。 「涼宮ハルヒが結成した団? 私はその団員? あなたも?」 そうだ。それにしても、こいつは俺のことすら知らなかった。俺は四年前の七夕の日、長門に出会ったはずなのに。 「私は情報フレアの直後に生み出された個体」 通りで何も知らないはずだ、と俺が納得していると、 「そのバグはSOS団にとって……涼宮ハルヒの観察において重要?」 ああ。SOS団になくてはならない無口な読書キャラさ。 「そう」 過去の長門はそれだけ言うと呪文のように『自個体の情報連結解除』と、呟く。 その直後、さらさらと足元から過去の長門の身体が崩れていった。 「お前、何やってんだよ」 「観察に 私 は一人で十分。余計な混乱を招く必要はない」 そう言い残して過去の長門は完全に消えてしまった。 俺の胸中にはなんとも言えない後味の悪さだけが残っていた。 俺には朝倉、ハルヒには生徒会長、ドラえもんにはネズミ。 これから推測するにハルヒのでたらめな力は、自分が敵だと思うものを具体化したのか? だとしたら納得がいく。 長門は過去の自分をもっとも畏怖していたんだ。 俺たちと過ごした非常識で濃密な期間は長門の中に感情を作り出した、いや、元からあったものを外に出させたのだろう。 しかし、それをバグと切り捨てた過去の長門はどうだ。 自分の存在を軽視し、ハルヒの観察のために生み出されたことを享受していた。 俺はやり場のない感情をどこにぶつけていいかも分からずにただ過去の長門がついさっきまで存在していた場所を見つめた。 身動き一つしなかった長門がわずかに動いて、俺は正気に戻った。 大事なのは過去じゃなく今だ。 「長門、大丈夫か?」 「問題ない。私の異時間同素体は?」 消えちまったよ。影も形もなくな。 「そう」 長門の口からそれ以上の言葉が出ることはなかった。 何を考えてるのか一般人の俺には理解ができないし、しようとしても長門はそんなこと望まないだろう。 そう考えると妙にしんみりとした気分になってきた。 場の沈黙が重くのしかかってくるのから逃れるように、俺は長門から視線を外した。 その先には、俺に投げられてそれっきり忘れ去られていたドラえもんが縫いぐるみのように転がっていた。 こいつは、何しにきたんだろうな。 このまま置いて行こうかとも考えたが、一応はゲストであるのでほっとく訳にもいかず、せめてもの報復として叩き起こそうかと立ち上がった俺の身体が悲鳴を上げた。 よく考えれば朝倉に切り刻まれたのは長門に治してもらったからいいとして過去の長門に痛めつけられて一般人の俺が平気なはずがないというものだ。 だいたい痛みは気付くと酷くなるという性質をもっていやがるので、痛みが等加速的に増加する中、頼れる宇宙人にお願いを申し立てた。 「長門……治してくれ」 「推奨できない」 すまん。どういうことだ。 「あなたがなんらか力により我々のプロセスをもって情報の改ざんを行なったせいで、あなたの身体を構成する分子構造が不安定になっている」 端的に言うと無理ってことか? 「そう。もし行えばあなたが分子レベルで崩壊する可能性がある」 長門はそう言って『初期化申請』とかなんとか呟いて、自分の身体を治した。 いっそのこと自分でやろうかなとも考えたが、俺は分子レベルで崩壊なんて恐ろしいことにはなりたくないので諦めた。 死ぬよりはましさ、と達観すると動けるのが不思議だ。 立ち上がった俺は長門の細い肩に掴まりながら、役立たずの不良品の元に喘ぎながら近寄った。 「なあ、長門……これ死んでるんじゃないか?」 横たわるドラえもんは白目むき出し、口半開きでぴくりとも動かない。そんな時はたいていそういう状況か、それに近い状況であるというのが俺の見識である。 「電源装置を操作されて強制電源オフモードになっている」 「電源装置なんてあるのか?」 「これ」 と、長門は赤いボール付のドラえもんの臀部から生えた尻尾を引っ張った。 たしか、とっさにそれを掴んで投げたような気もするが、あいにく俺の記憶からはすでに消去されており、この件に関しては迷宮入りとする。 「そっか、じゃあ戻せるか?」 長門はこくんとわずかにうなずいてから、おもむろにドラえもんの尻に足をかけて思い切りよく引っ張った。 なんだかチェーンソーみたいな電源の入れ方をされたドラえもんの瞳に黒目が戻ってきた。 「ネズミ! ネズミが!」 人が切り刻まれて、蹴り飛ばされている間中のほほんと気絶しておいて第一声がそれか。 無性に腹が立った俺は平手でドラえもんの頭をぶん殴ってから、 「もういないから落ち着け」と叫んだ。 ぶん殴った手がひりひりと痛む。 よく青春ドラマなんかで、チープな効果音とともに生徒ぶん殴る熱血教師役が、殴ったこっちも痛いんだぞ、なんて理不尽極まるセリフをいうことがあるが、あの心境が分かった気がした。 あれは殴る方も心が痛いという暗喩を含んだセリフではなく、殴った拳が痛くてさらに腹が立ったという意味のセリフだ。 と、俺がつらつら無駄なことを考える間を置いてから、 「よかった」 なんてほざきやがった。 長門に今度は意識を保たせたまま、分解と組み立てを二三回やってもらうべきだろうか。 しかし、いつまでも怒っていては話が進まんし、さっきから頭の片隅にしつこい油汚れのようにこびりついていることがある。 ハルヒには生徒会長、俺は朝倉、長門は過去の自分、ドラえもんには大量のネズミとくると嫌がおうにも、ここに介在する人員にはすべからく敵対する存在が現れるような流れになっている。 だとしたら、ニヤけたエスパー野郎にも現れるだろうし…… 俺はその瞬間にどこでもドアを引きずり出していた。 思い浮かべるは恐怖に身を竦ませる愛しいバニー姿の未来人の泣き顔だ。 超能力者には自分でなんとかやってくれることを祈るしかない。古泉よ、骨は拾ってやるからな。 扉を開けるとそこは異世界だった。 思わず戸を閉めたくなるのを精神力でねじ伏せてから、俺はテーブルの上で発狂寸前の朝比奈さんの元へ走った。 ぐじゅぐじゅと嫌な音を立てて、俺の足元にいた不幸なやつらが潰れていく。 長い触角、てらてらと柔らかそうな背中、六本の足には用途不明なとげ……ああ、ゴキブリだよ。それも、床一面を埋め尽くすほど大量のな。 俺は朝比奈さんの肩を抱くと、そのままどこでもドアに逆戻りした。 わけも分からず連れ出された朝比奈さんは、足元のゴキブリを踏み付ける度にひゃあだのひぃだの叫ぶ。 部屋に戻った瞬間に、扉を蹴り閉じる。脱出しようとしていた数匹が挟まれて実に嫌な感触を残した。 「……ひぐっ……えぐっ……ゴっ……ゴキっ……」 バニー衣装の朝比奈さんはフローリングに座り込んでからさめざめと泣き始めた。 「もういませんから、落ち着いて下さい」 そう言って俺が朝比奈さんの頭をなでていると、 「翻訳コンニャクだそうか?」 いらんし、もう喰っとる。 どうやらこの役立たずのポンコツロボットはOSに重大な欠陥があるようなのでそれ以来無視すること二十分。やっと朝比奈さんが少しづつ語り始めた。 それを正確に書き記すとひぐっだのえぐっだのが数百回入ることになり、そんなことは読む方も書く方も面倒なことこの上ないので要約すると、 「キョン君から知らない所に押し込まれて、しかたないからじっと隠れてたら、ガサガサと音がして大量のゴキブリがなだれ込んできた」 と言うことになる。 しかし、相手がゴキブリでよかった。いくら見た目に嫌悪感を覚えるとはいえ、死ぬことはない。 いや、昆虫博士と言われた俺でさえ失神しかけたのだから、朝比奈さんならショック死してもおかしくないな。 この僥倖に感謝をして、長門に抱えられた朝比奈さんと、ドラえもんにおんぶされる形の俺は古泉のところへ行くこととなった。 こんどはなんだ。大量の〇〇だとしたらこの扉を閉める覚悟をもって、俺は慎重にドアを開いた。 その向こうは何かが蠢いている気配もなく、強めの風が流れ込んできた。 そこはどこかの屋上らしく、古泉は落下防止のフェンスに腰掛けて遠くを見ていた。 これで頭にタケコプターが乗っていなければサマになったのだろうが、これでは春先に出没する類の人である。 古泉は俺たちに気付くと、俺の姿と朝比奈さんの姿を見比べてから、 「僕がいない間に大変だったみたいですね」 と朝比奈さんに語りかけた。 それに対して朝比奈さんもこくこくとうなづく。 「見損ないましたよ」 どうもこいつはとんでもない勘違いしているらしい。 「え? 僕はてっきりあなたが誰もいないことをいいことに朝比奈さんを押し倒して、それを見つけた長門さんが救助したものとばかり」 だろうと思った。 で、お前には何が出たんだ? 「ええ、あれを見て下さい」 古泉が示した先には、巨大バニーハルヒとそれと同じくらい巨大な青黴人形がつかみ合いをしていた。 おい。あれは…… 「そうです。あれはご覧の通り、“神人”です」 こんなとこまでわざわざ出張してきたのか。 「いきなり出会ったときは驚きましたよ。さらに、いつものサイズより巨大ときています」 そりゃ、なあ。あんなものが出たらびっくりするわな。 だが、なんでハルヒが戦ってるんだ? 「僕がしばらく能力を駆使してやっていたんですが、涼宮さんが神人を見つけてしまったらしくいきなり割って入ってきました」 なんとなくその光景が目に浮かぶ。 古泉が火の玉になって仲良く巨大青黴と削り合いをやってる最中、これはあたしのオモチャよ、とばかりに青黴人形にタックルするハルヒの姿が。 「ええ、だいたいその通りです。ただし、最初の一手は見事なまでの飛び蹴りでしたけどね」 そうか、と言って俺たちは各々腰を落ち着けたが、朝比奈さんだけは「キョン君の怪我を治療しなきゃ」なんて嬉しいことを言ってくれ、どこでもドアで部室に救急箱を取りに行かれた。 ハルヒに相手を取られて余程暇だったのか、古泉はさらに話しかけてきた。 「ところで、僕には何が出たのかと言っていましたが、皆さんも何か出たんですか?」 俺には朝倉涼子、長門には過去の長門、朝比奈さんはゴキブリ、ドラえもんはネズミだったな。あっ、そう言えば生徒会長が出たぜ。 完全に忘れ去っていたが、大丈夫なんだろうか。 「ほんとうですか? だとすれば助けに行かないと……長門さん、彼がどこにいるか分かりますか?」 「この空間にはいない。元の空間に戻った」 「なるほど、涼宮さんの敵という役目を果たしたから帰っていったんでしょう」 可哀相な人だ。ハルヒの余興のためにこんな不思議空間まで連れて来られてボコボコにされるなんてな。 「そのために“機関”は彼をしたて上げたんですから、これは彼の仕事と言えます」 と、古泉が腹黒いことを言ってのけると同時に朝比奈さんが救急箱とお茶セットを持って帰ってきた。 「キョン君、痛くないですか?」 泣き顔の朝比奈さんに消毒液で顔面をなで回されると、痛みよりも微笑んでしまう自分がいる。 それからお茶を振る舞われた俺たちは、巨大バニーハルヒ対“神人”戦という怪獣対決を見物する運びとなった。 見たところハルヒの方が有利だな。 ハルヒは多少息が上がっているが無傷だし、青黴野郎の方は右腕が肘の辺りからもげている。 間合いをとっていたハルヒは唐突にタックルを敢行すると、“神人”を一気に抱えあげて真後ろに放り投げた。 回りの建物を粉砕しながら“神人”が吹っ飛んでいく。 半ば地面にめり込む形で止まった“神人”に駆け寄ったハルヒはここぞとばかりに蹴りあげていった。 それが続くこと五分、疲れたハルヒが距離を取ると“神人”は何事もなかったかのように立ち上がった。 なるほど、“神人”はどっかの生徒会長とは比べ物にならんほどタフらしい。 しかし、“神人”は攻撃をほとんどせずに立ち尽くすのみだ。 「もうかれこれ、一時間はこの状態です。恐らくは涼宮さんが不満を持っていないせいでしょうね」 だが、これじゃ終るのがいつになるか分からんな。長門、あいつをどうにかしてくれ。 長門は“神人”を見つめてから、『情報連結の連結力低下申請』だかなんだか呟いた。 それからハルヒの攻撃が決まる度に“神人”はボロボロと崩れていき、とうとう粉々になった。 誰に対してかは分からんが胸を張るハルヒに、痛みをこらえて大声を張り上げる。 「ハルヒ、こっちだ!」 ハルヒはキョロキョロと辺りを見渡してから俺たちの姿を認めると、のしのしと歩いてきた。 「なによ、あんた達もう出てきたの?」 疲れたからな。 「あたしも疲れたわ。みくるちゃん、お茶頂戴」 そう言ってハルヒは手を差し出した。 こいつの一口はどれぐらいの量なのかと概算してから馬鹿らしくなった俺は、 「そんなに飲みたきゃ貯水槽の水でも飲めばいい」 「冗談よ!」 少し不機嫌な顔をしてハルヒは自らにビッグライトの怪光線を当てた。 みるみるビルに隠れるように小さくなっていく。 とうとう元のサイズに戻ったハルヒがビルの下で叫ぶ。 「どこでもドアで迎えにきなさい」 俺は逆らうと後が面倒なので、素直に迎えに行ってやった。 扉を開けると上機嫌なハルヒは礼も言わずに座り込んでから、 「あー、疲れた。二連戦はやっぱり疲れるわね」 と言ってお茶を啜り始める。 「そう言えば、キョン。なんで怪我してるの?」 「タケコプターで事故った」 「もう、なにしてんのよ。便利なものほど使い方を知らないとダメなのよ。タケコプターも免許制にしなきゃね」 タケコプター免許制にはどちらでもいいが、これからどうするんだ。 無論、ハルヒがそろそろ休むというのを期待して言ったのだ。時間の止まっている“鏡面世界“は昼下がりでも、俺達の体感は明け方の四時くらいだし、この上なく満身創痍の俺は今にも倒れそうだ。 「そうね。やりたいことはやったから、もう一度ミーティングよ。部室に戻りましょう」 バイタリティーとか、無尽蔵とかいう言葉を某電子辞書で検索すると全てが涼宮ハルヒというページに行き着くんじゃないだろうか。 部室を思い浮かべてから、どこでもドアの扉を開く。 ハルヒによって運び込まれた雑貨品、朝比奈さんのお茶セット、長門の大量の本、古泉のボードゲーム、折り畳み式のパイプ椅子、パソコン。 しかし、扉の先には俺が思い浮かべた風景にはいない人物がいた。 自分の生み出した亡霊に俺は胸を貫かれた。 つづく
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登場人物 第六天の魔王 第六天の魔王は、「顕正会ドラえもんショー」に出演するキャラクター。後編のみ登場する。 概要 ドラえもん曰く、スネ夫が被害に遭った「謀り」の元凶とのことである。ドラえもんが魔王について一通り説明した後、舞台上にその姿を見せる。 特徴 そもそも仏教における「第六天魔王」とは、仏道修行を妨げる邪悪な魔のこと。 ドラえもんの説明によれば、顕正会の100万達成の阻止こそが「不自然かつ不可解な妨害」を企てる動機であり、そのような妨害は全て第六天の魔王の仕業であると断定して間違いないようだ。 (大長編のラスボスみたいな名前の恐ろしさとは裏腹に)その実態は、勲章欲しさに世界中を行脚しつつ顕正会会長・浅井先生から逃げ回ってばかりいる弱虫らしい。 さらに外見は「大ぶりの勲章を飾った背広・ルーマニアマント(*1)・メッキを施したような金ピカフェイスをした小太りのオッサン」という奇抜なもの。 明らかに某学会名誉会長を揶揄したキャラクターである。 「第六天の魔王」とやらが誰の事を指しているのかは観客の間でも周知の事実であるらしく、ドラえもんが魔王の特徴を列挙する度に拍手と爆笑の声が響き渡る。 ジャイ子も「勲章が大好きだなんてダサい」「チンドン屋みたいで変な奴」「気持ち悪い」(*2)と第六天の魔王を徹底的に罵倒している。舞台上で誇らしげに勲章を見せびらかしていた魔王も悪口をぶつけられたショックでステージから退散してしまうなど本当の弱虫キャラに描かれている。 顕正会に言わせればそれほどあの学会が憎くて仕方がないのだろう、そんな闇の感情だけは痛いほどこちらにも伝わって来る。 しかし、数ある宗教同士の抗争やネガキャンの中でも殊更に幼稚なやり口で(しかも『顕ドラ』で)揶揄し、「言ってやった」とばかりに仲間内で狂喜する光景は、皮肉にも顕正会そのものの本質を投影しているかのようだ。目糞が鼻糞を…とはよく言ったものである。 なお、この男の名前は最初こそ「第六天の魔王」とボカされているが、男子部版では終盤にて突如名指しで批判される。 関連項目 謀り 登場人物一覧
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ギラーミンとドラコルルすごい好き -- 名無しさん (2017-09-22 00 09 05) ドラコルルの恐ろしいところは自分たちがドラたちよりはるかに小さいのとドラえもんがほぼ道具使える状況というハンデを覆したところ。 -- 名無しさん (2017-09-22 06 31 22) 宇宙海賊団の3人は漫画版と映画で容姿と末路が違う -- 名無しさん (2017-09-22 08 37 08) 単体の戦闘力だとオドロームとリヴァイアサンとフェニキア辺りが強敵な気がする -- 名無しさん (2017-09-22 09 07 08) 怪物系や黒幕以外は省いてるのね -- 名無しさん (2017-09-22 09 20 40) オドロームだけは怖さの方向性が違うよね… -- 名無しさん (2017-09-22 10 33 54) 個人的に鬼五郎のリアルさが異色すぎて、印象に残ってる -- 名無しさん (2017-09-22 10 54 47) 宇宙小戦争を子どものころ読んで絶望感が半端なかった -- 名無しさん (2017-09-22 16 00 03) もしノア計画を実行したら、放射性物質とかが陸と海にばら撒かれまくって、かえって環境汚染が悪化する気がする -- 名無しさん (2017-09-22 18 57 35) 鬼五郎は作中の出番の多さとキャラの濃さで、映画の主役みたいだった -- 名無しさん (2017-09-22 19 22 57) ポセイドンは強さ面でインパクトあるからかドラえもんのゲーム作品の出演が多いな。ハドソンドラ、ギガゾンビの逆襲、時の宝玉と多め。うろ覚えだが昔あった小学館のサイトでネチケットを学ぶクイズゲームにも出てて、エルの指示でのび太がウイルスメールを投げ入れて爆殺とかあったような。コンピュータだから倒し方は間違ってないがシュール。 -- 名無しさん (2017-09-22 22 14 39) もしもドラコルルがメカトピアのトップになったらドラえもん達は勝つことが出来るだろうか。 -- 名無しさん (2017-09-22 23 30 25) 小宇宙戦争の勝ち方がご都合主義みたいに言われるの納得がいかん。ちゃんと伏線張ってあったやん -- 名無しさん (2017-09-23 01 10 14) K-クラスシナリオタグ吹いたw 確かに人類やばいこと多い -- 名無しさん (2017-09-23 01 12 49) ジーグリード長官の計画が成功してたらタイムパラドクスでバードピアも消える可能性があったな -- 名無しさん (2017-09-23 06 34 36) FC版のギガゾンビには「テラ」という娘がいてこの子のおかげで凶悪ではなかったな。 -- 名無しさん (2017-09-29 10 09 52) 桃太郎のなんなのさやドラえもんズの敵役はないのか -- 名無しさん (2017-09-29 10 37 38) 天上人が恐らく一番の強敵だと思う -- 名無しさん (2017-10-01 18 26 58) デスター司令官は漫画版だと正体が判明した時博士が「お前生きていたのか」と発言していたから 死人扱いっだたんだろな -- 名無しさん (2017-10-03 18 52 24) ビッグライトがトドメに使われることが割と多い -- 名無しさん (2018-01-11 23 34 51) ドラミがいなきゃ負けてた、しかもドラミが来た理由に伏線がないデマオン(リメイクで改善)や牛魔王も大分強い -- 名無しさん (2018-01-11 23 40 03) 天上人はアンチに叩かれる…別に映画そのものが叩かれてるわけじゃないのでそこは分けて記述した方がいいのでは -- 名無しさん (2018-02-08 20 22 33) 熊虎鬼五郎が用いる拳銃はP228だそうな -- 名無しさん (2018-03-11 12 55 32) スペックだけなら最強はオドロームだろうな、と思う。一撃必殺の破壊力もさることながら、シズカールの素性を一発で見抜き、そこから白銀の剣士が生きていることを洞察するなど、頭のレベルも相当高い。 -- 名無しさん (2018-04-21 15 53 54) 違反コメントとそれに関わるコメントを削除しました -- 名無しさん (2018-04-23 21 34 05) 熊虎鬼五郎は漫画版だと刑事になれたみたい 前科モチなのに -- 名無しさん (2018-06-22 16 18 08) 映画の悪役は大半がドラえもんを「タヌキ」と間違える(あるいは故意にタヌキ呼ばわりする)傾向が強いような気がする。初対面と言うこともあるからなんだろうが。 -- 名無しさん (2019-01-21 17 58 25) ↑11 「大長編の悪役」だから -- 名無しさん (2019-01-21 18 29 37) ↑5 一度はドラえもんたちを全滅させたデマオンといい、科学とは別軸の力だからかファンタジー系の敵は強いよね -- 名無しさん (2019-01-24 01 18 50) ドラのタヌキ呼ばわりの原因となるイメージは信楽焼きのタヌキなんだと思うけど、最近の子供はわかるのかな -- 名無しさん (2019-03-18 17 00 18) デマオンやオドロームといったファンタジー系の敵は、弱点を突く以外に倒す方法がないのがヤバイ。しかも、両方とも弱点を突かれないような対策も立てていたし -- 名無しさん (2019-03-23 22 01 35) 地底人と海底人にも迷惑かける気満々の天上人はマジで邪悪だな何も関係ないのに -- 名無しさん (2019-08-26 20 46 43) 天上人がやたらと叩かれるのは、露骨に横暴で、実質的に世界を滅ぼそうとする存在でもあるのに、絶対悪じゃないが故に倒して解決するわけにはいかない相手というのが大きいだろうね。恐竜人や昆虫人はここまで横暴じゃなかったし、海底人は横暴なところはあったけど、世界を滅ぼそうする連中ではなかったし -- 名無しさん (2019-09-02 19 11 33) 天上人はそもそも環境保護が嘘っぱちって確定しているからな…のび太が見た未来で植物が洪水で流されているし -- 名無しさん (2019-10-29 18 36 51) アニマルプラネットの時はF先生は「やや説教臭くなった」と反省しているって…のちの雲の王国なんか、もっと説教臭いやんけ! -- 名無しさん (2019-11-06 13 12 34) ↑×2 冒頭の大豪雨で島が水没するシーンが伏線だよね。遭難者親子以外にもあの島には動物が多数いた可能性があるし。 -- 名無しさん (2020-03-17 13 48 49) 道具が使える状況ならジャンボガンや熱線銃使えば割とすぐ倒せそうとか言ってはいけない。 -- 名無しさん (2020-04-13 17 01 17) これだけいろんな奴が地球を狙ってるならドラえもんが来なかった方の未来はどうなってるんだか。ジャイ子と結婚した未来でも22世紀が存続してる以上はドラえもんが関わらなくても案外なんとかなってるのかも知れない。 -- 名無しさん (2020-05-02 15 13 22) ↑というかこんな連中に対応するために1、2世紀で科学力があそこまで発展したのかもしれない -- 名無しさん (2020-05-02 21 33 02) ↑だったらドラえもんたちで倒すのはまずいのでは -- 名無しさん (2020-06-22 13 42 09) 天上人は言ってることは一見正しいけど、「正しさのためなら何をやっても許されるのか」という暴走した正義を描いているという点で悪役だと思う。それに対して密猟者は、天上人が自分たちの正当性を証明するために用意した「都合の良い悪役」(交渉材料でしかなかった雲戻しガスのスイッチを押させるというストーリー展開にとっても都合が良い)。地上人視点で見ても悪い奴を持ってきて「だから地上人は悪だ!」と論ずるのは卑怯極まりないのに、主張自体が間違ってるわけではないからドラたち子供は言いくるめられてしまう。でもよく考えたらおかしいよ、本当に正しいのは相手を思いやる心と、それを行動に移す力だよ…とドラたちの今までの行動によってようやく「勝つ」ことができた。 -- 名無しさん (2020-08-15 15 24 27) STAND BY ME ドラえもんの悪役はジャイアン? -- 名無しさん (2021-07-25 08 14 17) ドラコルル長官何度観てもあんた出る作品間違ってるやろと言いたくなる。 -- 名無しさん (2022-02-03 21 58 59) 月面探査記のディアボロもなかなかよかった。あの作品自体、これまでの集大成のごとく、過去作を意識した所が多くあったし、ディアボロのポセイドンのオマージュと思われるな。ドラえもんがディアボロに言い放った「同じ機械として、僕は恥ずかしい!」ってセリフも、同じく海底鬼岩城のエルのオマージュだね。 -- 名無しさん (2022-03-02 11 25 40) 末路が書いてるのと書いてないのあるけどどういう基準? -- 名無しさん (2022-03-02 21 11 16) たまにシャレにならんレベルの強敵がまじってるのが厄介 -- 名無しさん (2022-03-02 21 33 27) 宝島のシルバーだけ明らかに異質な存在だと思う。のび太たち「夢を追いかける子供」に対して「現実に疲れ果てた大人」として描かれていて、考えの違いがぶつかり合うのはすごく印象に残った。 -- 名無しさん (2022-03-29 11 56 58) ↑2 ポセイドン~鉄人兵団は4作連続で、よくドラえもん一行が勝てたなと思う奴らだった。ポセイドンと鉄人兵団に至っては、しずかちゃんがいなかったら人類詰んでた。 -- 名無しさん (2022-04-05 23 33 29) 母星の環境を壊滅させたうえに1000年近くも人々を騙して良いように利用していたって考えるとディアボロのえげつなさがひしひしと感じる -- 名無しさん (2022-04-06 00 31 46) しょうもない妄想でしかないけど、鉄人兵団vsデマオン軍・緑の巨人vsブリザーガ辺りはどうなるのか気になる -- 名無しさん (2022-04-07 09 57 42) ↑大将を倒せないって点では鉄人兵団が不利だけど、生物である悪魔達が無地蔵にやってくる機械の軍団にどこまで持ち堪えれるかで話は変わるだろうな。巨人とブリザーガに関しては流石にブリザーガに軍配が上がるだろうな絶対零度に対して植物は余りにも無力だ -- 名無しさん (2022-04-23 13 18 48) デマオンVSオドロームだと、お互い相手を倒せない泥沼バトルになりそう。あとはフェニキアVSリバイアサンの大怪獣バトルは大迫力だろうな -- 名無しさん (2022-05-13 21 34 52) モンストのコラボでも(新版の)ギガゾンビ以降からこれがクエストボスとして登場するが、ブリザーガ以外は完全に敵専用ボスとなっていてこちら側は入手できないという…何かマズい事情でもあったのだろうか -- 名無しさん (2022-05-13 21 41 53) 緑の巨人伝のシラーは漫画版だと最後まで悪役になっててちょっと悲しかったな。 -- 名無しさん (2022-05-24 19 03 42) 映画初期の悪役ほ記憶に残りやすい。 -- 名無しさん (2022-05-24 19 13 07) 最弱の悪役はやはり鬼五郎かな? -- 名無しさん (2022-05-24 20 56 06) ↑まあ、何の特殊能力もないただの人間だからねぇ 同じ人間でもアブジルやカシムの方が身体能力は高そうだ 逆に最強は、個人的にはやっぱり大魔王デマオンかな 圧倒的・桁違いな魔力、銀のダーツ以外では絶対に倒せない無敵っぷりに加えて、CV若山弦蔵さんの威厳に満ち溢れた声など、まさに魔王の鑑と言えるキャラ おまけに、鉄人兵団を倒した過去改変という反則技すら通用せず、一度はドラたちを全滅させている 妖霊大帝オドロームもそうだけど、科学とは別軸の世界の存在で、倒す方法がたった一つしかないあたりほとんど神に近い 未来の道具も結局は人間が作ったものに過ぎないから、デマオンやオドロームのような人智を超えた存在にはソノウソホントなどの全能系の道具すら通用しないんじゃないかと思う -- 名無しさん (2022-06-10 00 32 56) 国が滅びても淡々と自分の使命を果たそうとするポセイドンに対して星を滅ぼしてまで我欲に走るディアボロって良い対比だなって感じると同時にロボットという存在の扱いの難しさを端的に表してる気がする。 -- 名無しさん (2022-06-27 12 58 50) ↑2 『特定条件を満たさない限り不死身』のアドバンテージはデカいよなぁ。単純火力ならトップクラスと思われるブリザーガ&ディアボロ、公式最強・鉄人兵団、ギガゾンビ、生物に対して極悪仕様のヤドリなどなど……ドラえもんたちはホントよくこんなメンツを敵に回して生き残ってきたものだと感心する。 -- 名無しさん (2022-06-27 13 37 20) ドラコルルとか言う劇場版ヴィランが追加されるたびに株が上がっていく名悪役ほんと好き -- 名無しさん (2022-06-28 16 06 06) 大魔王デマオンとか妖霊大帝オドロームとか世界滅亡(魔法世界)(夢宇宙)がかかってるので割りとシャレにならない。 -- 名無しさん (2022-06-28 18 19 48) ↑3 そう、しかもその特定条件というのがあまりにもスケールがでかすぎて絶望的なんだよね 太古の秘文字で記された記録書を解読し、宇宙へ進出し、無数の星の海から一つの星をピンポイントで見つけ出し、そこに特殊武器を撃ち込むことでしか倒せないとか、何の冗談だと言いたい そもそも銀のダーツや魔界歴程自体が普通ならまず手に入らない代物だし、それらを手に入れて解読できたとしても「赤く脈打つ星」としか書かれていないから、たったそれだけの情報で「デモン座のα星」を特定するのは魔学の第一人者・満月博士でなければ不可能だろうし、そのうえで宇宙に進出できなければ話にならないし、ホントにこんな化け物ありかよって泣き出したくなるレベル ただ、個人的にデマオンは一番好きではあるけど、他の悪役もみんな魅力的なのがドラえもん映画の素晴らしいところだね デマオンやオドロームのような魔王系だけでなく、火力系、物量系、未来系、寄生系、知略系などなど、どの悪役も個性的で甲乙付けがたい -- 名無しさん (2022-06-28 20 37 50) IF対決で個人的にみてみたいのは大魔鏡のブルススvsサベールかな。ブルススは力で押すのに対してサベールは技で対抗しそうだからいいカードになりそう -- 名無しさん (2022-06-29 09 56 44) ↑×4 反対に悪役が追加されればされる程株が落ちていくギルモアとかいう小物。こいつと同格ってダブランダーくらいじゃないか? -- 名無しさん (2022-06-29 21 02 24) 奇跡の島のシャーマンと風使いのストームも大分小物な気がする -- 名無しさん (2022-07-01 12 48 33) ストームはマフーガ倒されてトンズラここうとしたら空気砲一発で撃墜されてあひぃぃぃだったっけか。 小物といえば、ギガゾンビも中身はしょぼい爺さんだったな。 リメイクでは渋めのおっさんにして大物感出そうとしてたけど、原始人相手にイキってるだけの小物であることにはなんら変わりないというwww なんていうか、未来世界の人間は総じて小物臭い奴ばかりな気がする。 -- 名無しさん (2022-07-01 21 24 13) ドラえもんフィルターのおかげでマイルドにはなってるけど、マーベル映画とかにいても違和感無さそうな設定の奴らが何体かいるの本当に草生える -- 名無しさん (2022-07-03 13 47 14) ナポギストラーは見た目と名前の元ネタがアレだが、名君だと思う(元ネタたちも無能ではなかったが -- 名無しさん (2022-07-03 16 16 09) 逆にマーベル映画のヴィラン達をドラバースへと連れて行ったらドラ達がどうやって対峙するのかはちょっと見てみたい -- 名無しさん (2022-07-11 11 12 07) モアとレディナは強敵感がめっちゃあったのに割とあっさり決着がついちゃったのが残念だったからリメイクされることがあるのならそこら辺の補完はして欲しいなって感じる -- 名無しさん (2022-07-13 09 57 49) 未来人組は科学力を除けば普通の人間だし、肉体的にはむしろ現代人以下の可能性が高いからね。 -- 名無しさん (2022-08-26 20 44 56) ログ化を提案します。 -- 名無しさん (2022-08-26 21 45 27) ドラえもんの世界って人類が到底及ばない超高位の存在がたびたび現れるから恐ろしい。思いつくだけでも、神(種をまく者)、大魔王(デマオン)、妖霊大帝(オドローム)、魔竜(マフーガ)、世界樹(緑の巨人)など様々。まあ、種をまく者は敵じゃないし、緑の巨人も敵かというと微妙だけど。あと、宇宙漂流記のユグドの樹も世界樹の部類に入るかな。 -- 名無しさん (2022-08-27 13 23 11) ↑3 科学力と身体能力は反比例するイメージだね。肉体面だけなら、カシムとアブジルは人間では最強クラスかも。この2人、悪党だけどタケコプターの使い方わからなくて吹っ飛んだり、砂漠でむしゃむしゃお肉食べたり、「ワシの命令なら仕方ないか」なんて騙されたり、コミカルな面もあってなんか憎めないんだわwww -- 名無しさん (2022-08-27 14 50 26) モアは単純な力押しの通じない肉体の性質上、歴代の敵でも勝てる奴は限定されるんだよね。下手すると公式最強の鉄人兵団でもトドメがさせないと言う。 -- 名無しさん (2022-08-27 14 58 22) ↑洗脳も使うしかなりの強敵だよなぁ。牛魔王が地味に好きなんだけど、パワーファイターだからスライム体質のモアとは相性最悪だwwwカチンカチンライトが効いたということはエネルギー波とかの間接攻撃が有効なのかな?それにしても、うふふとか言いながらブラックホール送りにするドラえもん鬼畜すぎるwww -- 名無しさん (2022-08-27 16 43 46) ログ化しました -- (名無しさん) 2022-10-08 20 25 38 ↑5肉体面で強い純粋人間なら、宝島のビビガガ夫婦が最強だと思う。出る作品間違えてるレベルでガチに強い -- (名無しさん) 2022-10-08 20 41 45 ギラーミンの扱いは旧作・リメイク共にちょっと残念なことになってて悲しかったわ… もしわさドラが終わることになって万が一2回目のリメイクが作られるのなら今度こそは原作準拠の戦いにして欲しい所 -- (名無しさん) 2023-03-24 15 17 56 理想郷のラスボスは色んな意味でドラえもんらしからぬ異質さが目立つボスだった -- (名無しさん) 2023-04-07 13 13 51 ↑3 宝島観たことなかったから知らなかったけど、調べてみたら確かにそいつらの方が強そうだね。それから、上の方で未来人系は小物臭いって書いちゃったけど、気を悪くした人がいたら申し訳ない。個人的に人外系が好きでついそっち贔屓になってしまったけど、やっぱり未来の技術は侮れないし、自分の推し以外の悪役を悪く言うするような書き方は良くなかったです。(ちなみに、デマオンとかオドロームは好きだけど、前者は原作のギャグっぽいやられ顔とか、後者はすぐイライラして小心者っぽいところとか、ファンから見てももうちょいどうにかして欲しかったところもありますwww) -- (名無しさん) 2023-04-11 00 03 15 恐竜・宇宙開拓史・海底鬼岩城・宇宙小戦争・鉄人兵団・竜の騎士・日本誕生は、最終決戦では実質ドラえもん側が負けてたけど偶然とか予想外の出来事で事態が一気に好転した。F先生は初期のころは子供と正面対決して負けるような敵は描きたくなかったんだと思う。 -- (名無しさん) 2023-05-01 19 32 42 未来の科学者わりと危険なのが多い -- (名無しさん) 2023-06-01 20 28 09 ブリザーガが氷版の巨神兵みたい -- (名無しさん) 2023-07-11 19 32 29 ↑3タイムパトロールをはじめとする大人たちに助けてもらうことも多いし、ドラえもんたちが助けを呼ぶことを目標として動くことも多いんだよね。藤子先生としてはのび太たちはあくまでも普通の小学生で、超人にはしたくなかったんじゃないかな。 -- (名無しさん) 2023-08-22 21 50 44 ↑のび太たちが勇気と努力で勝利を勝ち取る展開が熱いしウケるのは分かるんだけど、子供が戦って勝っちゃうとどうしても「恐ろしい敵」としては格が落ちちゃうんだよね。新日本誕生は良改変って言われてて、私も映画全体では新の方が好きなんだけど、ギガゾンビ単体で見たときはドラえもん達をなすすべなく全滅させた旧作の方が個人的には好き。 -- (名無しさん) 2023-08-22 22 24 06 最新作ラスボスの「理由のない悪意」感が凄まじくて寒気がする -- (名無しさん) 2024-03-18 13 37 28